アメリカの債務上限問題をめぐるバイデン政権と野党・共和党の協議が難航する中、バイデン大統領はきょう中に共和党のマッカーシー下院議長と話をすることを明らかにしました。

アメリカ バイデン大統領
「きょう、後ほど話す機会を持つ。(Q.どんなことを伝えるんですか?)みなさんより先に彼に伝えるよ」

バイデン大統領はG7サミットが開かれている広島でこのように述べ、マッカーシー下院議長と債務上限問題をめぐって21日中に話をする考えを明らかにしました。20日に行われた協議の後には、ホワイトハウスが「共和党が決して合意できない党派的な要求を出してきた」と声明で批判する一方、マッカーシー下院議長は「ホワイトハウスの案はきのうより後退している」と話していて、対立が一層深まっています。