自由民権運動の中心人物板垣退助の生誕を祝うイベントが5月20日、高知市で開かれました。訪れた買い物客には板垣退助の100円札が手渡されました。
板垣退助は1837年5月21日に高知市のお城下、現在の天神橋通商店街付近で生まれました。4年ぶりに開催されたイベントでは、商店街の至る所にパネルが展示されたほか、目玉商品の1つである板垣餅がおよそ800個用意され訪れた人が次々と買い求めていきました。
また、参加店舗で1000円以上買い物をした人には、板垣退助の100円札がおつりとして手渡されました。この100円札は商店街の振興組合が旧紙幣の愛好家などから事前に買い求めて用意しているということです。
(天神橋通商店街振興組合 湯山眞理 理事長)
「高知の人は(板垣退助を)知らないと思う。もっともっと板垣退助について知ってほしい。大好きなの。変な言い方だけど尊敬している」
天神橋通商店街では来年以降より板垣退助の魅力を発信できるよう、イベントの内容を磨きあげていく方針です。