ゼレンスキー大統領が参加することとなったG7広島サミットですが、会談の狙いなどについて中継でお伝えします。
ゼレンスキー大統領が参加する会談は、あす、あちらのホテルで行われますが、日本政府は「ゼレンスキー大統領から、対面参加への強い希望が表明された」と強調しています。
ゼレンスキー大統領は、あす、G7との会談とインドやブラジルなど8つの招待国らが加わるセッションに参加します。対ロシアをめぐり、G7との結束や強い姿勢を示したうえで、岸田総理も今回のサミットの大きな狙いと位置づける途上国・新興国、いわゆる「グローバルサウス」との連携を強化する方針です。というのも、これらの国は、日本や欧米のようにロシアに対する制裁は科しておらず、ある種、中立を保っていて、ゼレンスキー大統領はこうした国々にも直接、協力を働きかけたい考えがあります。
一方、アメリカホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は債務上限問題に対応するため、G7のきょう午前中の会議を欠席したということです。サミット開催中に首脳が会議を欠席するのは異例です。債務上限問題をめぐるバイデン政権と野党・共和党との協議は双方の主張が対立して、19日も協議が一時中断するなど難航しています。
ロシアによる核の脅威にも晒されているウクライナが、平和を願うここ広島で、どのような強いメッセージを打ち出すのか、そして、議長である岸田総理が立場の異なる国々も含めてどう議論をまとめていくのか、世界が注目しています。
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