ベトナムの格安航空会社が首都ハノイと広島を直行便で結ぶ新路線を開設すると発表しました。

杉木健那 記者
「ベトナムのチン首相を乗せた専用機が広島空港に着陸しました」

G7サミットに招待されたファム・ミン・チン首相は19日、広島に到着しました。そして、広島市で開かれた発表会には、そのチン首相も出席しました。

ベトナムの格安航空会社「ベトジェットエア」は、首都ハノイと広島を結ぶ直行便を開設すると発表しました。運航は7月からで週に往復2回、飛行時間は片道およそ4時間半です。

田辺昌彦 副知事は、広島県内からも多くの企業がベトナムに進出していることに触れ、「ビジネスや観光など幅広い分野で交流が図られることを期待している」と話しました。

ベトジェット ジェイ・L・リンゲスワラ 副社長
「広島とベトナムの間で観光と2国間の成長にさらに注力する予定です」

これは、広島とベトナムを結ぶ初めての直行便となります。ベトジェットエアにとって、日本~ベトナム間の8番目の路線となります。

G7サミットでは20日、チン首相など招待国の首脳などを迎えた拡大会合が開かれます。