限界集落を丸ごと“ホテル化”することで、雇用に繋がるなどのメリットが生まれました。
一方、“オーバーツーリズム”の懸念も。
“空き家ホテル”が高級旅館並みの値段設定なワケ

山内あゆキャスター:
東京から車で約2時間の山梨・小菅村(こすげむら)では、過疎の進む村自体をホテルとする取り組みによって、メリットが生まれました。
2019年のオープンからホテルを利用した人は約5000人で、7回宿泊したという夫婦もいます。

利用者からは「本を読んだり、ぼーっとしたり、ゆっくりと過ごせる」という感想や、「村を案内してくれるスタッフや地元の人々が誠実という印象を持ちました」という感想もあります。
そして村にとっては、
・収益が生まれる
・村の雇用に繋がっている
・村民の郷土愛が育まれる
こういったメリットがあるということです。
一方、課題も多くあります。