今日ミーティングで選手にも話したんですけど…開幕当初は出来たものが少しずつ緩んできて、簡単な失点を重ねてしまっているというのが現状です。

今シーズン始まる前に掲げた諦めないとか、ハードワークするとか、戦うという部分がやっぱり薄れてきてるってのが一番の要因かなと思ってます。

―ミーティングは時間をかなり長くとっていましたが?

いろんな戦術的の部分っていうよりは、改めて自分たちが振り返る場所、そういった部分を再認識しました。

―試合では、対策されて良さが出なくなっているという面もあると思うんですが、そこを打開するために、もう1回引き締めていくのか、それとも、新しいところを出していくのか、どちらか?

まず開幕から5戦あって、4勝1分とすごくいいスタートを切ったと思うんですけど、全部すごくいい内容で勝ってたわけでもなくて、やはり泥臭く勝ち点を拾ってセットプレーで得点を奪ったり、守備はもうサボらずに諦めずにハードワークしたっていう部分があっての勝利だったと思うんで、もう1回そういうところをしっかり再認識した上で、戦術なりシステムだったりっていうのもあると思うので、まずはベースの部分、チームとして戦う部分、ハードワークする部分っていうのも再確認をしていかないと、やっぱりこの間の山形戦みたいなゲームになってしまうと思うので、もう1回そこは引き締めたいなと思ってます。

―そして次がホーム長崎戦。九州ダービー第2戦について

まず長崎戦に関しては、土曜日のミーティングで具体的に対策を練ります。とにかく今はメンタル的なところ、ちょっと言葉を変えれば、もう喝を入れた感じなのでその喝がしっかり選手に響いて長崎戦でパフォーマンスとして表してくれるのが一番いいかなと思ってます。

―これから選手たちと作り上げていくホーム長崎戦、どんなゲームにしていきたいですか。

山形戦は、見に来られたサポーターの方も、DAZN越しでも、結果でも、トリニータのサッカーを見た人が何かを得られたかって言ったら、それは全くなかったゲームだと思う。トリニータを応援する人が、トリニータの試合を観て感動する、心が動かせるようなゲームをするという今シーズンの目標がある。

次の長崎戦では、見に来てくれた方が、本当に心揺さぶられるようなゲームをしなきゃいけないと思ってますので、そういう準備をしたいと思ってます。