17日0―5と大敗したトリニータは、19日、1時間を超えるミーティングでチームに喝を入れ、21日の長崎戦に臨みます。
(渡辺キャスター)「トリニータの練習は午前10時からですが、グラウンドに選手はいません。大敗を受けてミーティングが長引いています」
17日、下位に沈む山形に無得点かつ今シーズンワーストの5失点と厳しい結果となったトリニータ。予定を大幅に超える1時間のミーティング後、練習をスタートしました。
(下平隆宏監督)「簡単な失点を重ねてしまっているというのが現状なので、今シーズン始まる前に掲げた諦めないとかハードワークするとか戦うという部分が薄れてきているのが一番の要因かと思います」
リーグ戦も中盤に入り町田や水戸、山形など十分にトリニータ対策をしてくる相手に対して、良さを発揮できないゲームが増えています。チームの閉塞感を払拭するためにも、下平監督は開幕当初の熱量を取り戻すことが最も大事だと選手に呼びかけました。
(下平隆宏監督)「とにかく今はメンタルの部分、言葉を変えれば喝を入れた感じなので、その喝がしっかり選手に響いて、見に来てくれた方が本当に心揺さぶられるようなゲームをまずしないといけないと思っています」
次節は21日、4位のV・ファーレン長崎とホームで九州ダービー。大敗を糧に上位対決を制し、J1に昇格すべきチームへと進化できるでしょうか。
【下平隆宏監督 インタビュー全文】
―まずは山形戦を振り返って、課題をどういうふうに整理してますか。
もう課題は、5失点0得点ということで明確ですね。
―守備についてはどのような改善を考えてますか。