なぎなた家系で育った長瀬選手 母、そして祖母もまたトップ選手で

(海邦国体の映像)「決勝戦は我が沖縄県と福岡県の対戦となりました」
1987年、海邦国体の開催をきっかけに強化が始まった沖縄のなぎなた。当時、日本一に輝いた少年女子の演技と団体戦のメンバーの一人が…
海邦国体時のインタビュー・真栄城睦子選手(旧姓)「去年が悲惨だったから今年は行けるところまで行きたいと思っていました」

旧姓・真栄城睦子選手、拓夢くんの母親です。そしてその礎を築いた監督は…
真栄城紀子監督「決勝戦は本当に100点満点をつけたいと思います」
真栄城紀子(のりこ)監督、拓夢くんのおばあちゃんなんです。
祖母・紀子さん「これが全国高校総体で、昔は選手権って言っていたんですね。強化を始めて3年目で団体優勝したんですよ。これが自慢でーす(笑)」

現在85歳、今も現役で中学生の指導を続ける紀子さんと、同じく指導者の母・睦子さん。拓夢くんは生まれた時から、その指導を間近に見てきました。
母・睦子さん「生まれてハイハイする頃には歩行器に乗せて、稽古する体育館中を走り回っていたので、体育館が遊び場」
祖母・紀子さん「みんなが練習しているところに突っ込んでくるんですよ」
幼い頃の動画。手前でなぎなたを振っているのが当時小学1年の拓夢くんです。
瀬長拓夢選手「やっている小学生や中学生を見てかっこいいなと思って。物心つく前からなぎなたを振っていたと思うので」