福島市の花の名所「花見山」を春の開花シーズンに訪れた人の数が、去年より1万8000人増えたことが分かりました。

福島市によりますと、今年の春の開花シーズンに花見山を訪れた人の数は7万7000人で、去年よりも1万8000人増えました。

また、今年は新型コロナの影響による行動制限がないシーズンだったことから、県外から訪れた人が去年より12.4%増えたということです。

一方で、コロナ禍前の2019年の23万4000人と比べると、およそ3割に留まっています。

市は、「県外から訪れた人も去年より増加し、少しずつコロナ禍前の水準に回復してきている。今後も感染状況を見極めながら時代に即した観光客の受け入れを進めていきたい」と話しています。