ロシア側による攻撃で甚大な被害を受けているウクライナの都市の代表者らが横浜市を訪問し、検査設備などを搭載し、移動が可能な医療コンテナなどを視察しました。
日本を訪れているウクライナからの視察団は18日、横浜市長を表敬。南部オデーサ市ではインフラや建物に甚大な被害が出ていますが、副市長は姉妹都市である横浜市から多くの支援を受けてきたとしたうえで、“ロシアによる攻撃で飲み水の確保が困難となったとき、横浜からの浄水装置がとても役に立った”と感謝の意を表しました。
その後、一行が視察したのは…
記者
「こちらのコンテナ、中に入ってみると、CTが設置してあって医療施設となっています」
手術室や検査ラボとなっているそれぞれのコンテナをつなげることで一つの病院のようになるもので、さまざまな場所に設置できます。
ウクライナ 地方・国土・インフラ発展省 協力パートナー調整官
「個人的には、医療コンテナは医療施設が破壊された場所に非常に適したものだと思います」
視察団の代表は、設備をどのように維持するか、前線近くでも耐えうるかなど、ウクライナで実用化できるかが重要だとしています。
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