去年、マックスバリュ西日本を統合したスーパーのフジは、来年3月の完全統合にあわせ、本社を広島市に移転すると発表しました。

フジは去年3月、フジ・リテイリングとマックスバリュ西日本を傘下とする持ち株会社体制に移行するとともに、イオンの連結子会社となっていて、中四国などでスーパーの「フジ」や「マックスバリュ」、「マルナカ」など480店余りを展開しています。

フジは18日、取締役会を開き、来年3月にフジ・リテイリングとマックスバリュ西日本を完全統合して発足する新会社について、商号を「フジ」とし、本社を広島市に、本店を松山市に置くことを決めました。

フジは「新会社の事業エリアの中心に位置する広島市の地理的な優位性や移動手段の充実などを活かし、組織運営の円滑化を図る」としていて「統合後も店名は継承し、引き続き地域に密着した店舗作りをしていく」と話しています。