地元の小学生に、カヌーを通してマリンスポーツの楽しさを知ってもらおうという体験授業が宮城県亘理町で開かれました。

カヌーを体験したのは、亘理町の逢隈小学校の5年生31人です。

この体験授業は、カヌーを通してマリンスポーツの楽しさを知ってもらおうと、地元のNPO法人「海族DMC」が企画しました。

児童たちは、さっそくカヌーと8人乗りのカッターボートに乗り込みました。カヌーは、初めての児童が多く左右どちらに漕げば、どの向きに変わるか分からず戸惑っていました。それでも、慣れるにつれてまっすぐ漕げるようになり、歓声をあげて海の感触を楽しんでいました。

児童:
「最初は崖にぶつかって終わったと思ったけど、意外と楽しかった」


「波に負けそうになったけど、手の力で耐えた」


海族DMC 太見洋介理事長:
「子どもたちも大分体力を持て余してたと思うので、きょうは笑顔で精いっぱい取り組んでもらっている」

海族DMC 太見洋介理事長

主催者は、町内6つの小学校の5年生を対象に、引き続きカヌー体験授業を開くことにしています。