セイコーゴールデングランプリ陸上 2023 横浜(21日、日産スタジアム) に出場するため来日している、世界陸上オレゴン男子100mの金メダリスト、フレッド・カーリー(28、アメリカ)が、横浜市立大綱小学校を訪れ児童と交流した。

“現役人類最速の男”の登場に、児童は大興奮。「きょうは一緒に楽しみましょう!」とカーリーが声をかけると、歓声があがった。

大歓声で出迎える児童とカーリー

校庭では、速く走るためのトレーニングを実践。「背筋をまっすぐ伸ばして背を高くして」とアドバイスを受けながら、児童たちは必死に“もも上げ”した。6年生代表の4人との50m走では児童がカーリーに僅差で勝利。1位の児童は「ハンデがあったとしても(児童は40m走)すごく嬉しいです」と、貴重な体験を喜んだ。

サイン攻めにあうカーリー

「アメリカ以外ではこういった機会は初めてだがすごくよかった。次世代のアスリートのインスピレーションになれれば」と交流を楽しんだカーリー。サイン攻めにあうなど児童から大人気だった。桐生祥秀(27、日本生命)らとともに参戦する21日のセイコーゴールデングランプリでは「まずは勝つことが第一ですけど歴史に残るような走りをしたい。ぜひ見に来て応援して下さい」と呼びかけた。

児童の地球温暖化に関する発表に聞き入るカーリー

SDGsの一環として行われた今回のイベントは、6年生の児童が地球温暖化に関する発表する時間も。カーリーは「素晴らしかったです!今日は新しいことを学ぶことができた」と話し、熱心に耳を傾けた。