2024年4月に開校される福島市の公立夜間中学。開校に向けて、市ではいま、校名のアンケートを行っています。候補は、8つあります。

こうして見てみると、どれも個性的なものが並んでいるんですが、例えば「かなで分校」。福島市が古関裕而のふるさとであることに触れ、「生徒一人ひとりが奏でるメロディのように、居心地のいい空間になってほしい」という願いが込められています。

また「信夫分校」は、「福島に残る古来の地名で、福島ならではの名前だから」とあり、立地する予定の総合教育センターからは、まさに信夫山が見える場所です。

それから、福島市民にとって、なじみ深いのは、「ゆきうさぎ分校」これは、言うまでもなく、吾妻山の「雪うさぎ」にちなんでいます。

福島市では19日までアンケートを行っていて、その集計結果を参考に、校名を決めることにしています。

夜間中学は、様々な事情で、義務教育を終えることができなかった人が学びなおす場として、大きな期待が持たれています。そんな県内初の公立校が、どんな場所になるのでしょうか。