大手旅行会社の日本旅行が愛知県の旅行支援事業で人件費およそ530万円を不正に請求していた問題で、観光庁は再発防止策を検討するよう指示したと発表しました。

この問題は大手旅行会社の日本旅行が去年7月からことし4月にかけて、全国旅行支援の愛知県版「いいじゃん、あいち旅キャンペーン」の書類審査の請負業務で、勤務実態のない163人分の人件費あわせておよそ530万円を不正に請求していたものです。

この問題を受け、観光庁の和田浩一長官は17日、「過大請求は断じてあってはならないことで大変遺憾」と話し、日本旅行に対して再発防止策を検討するよう指示したことを明らかにしました。