宮崎県五ヶ瀬町鞍岡を盛り上げようと、先週末、ライブイベントが行われました。
イベントを企画したのは、難病、筋ジストロフィーの男性です。
地域活性化を目指す男性の挑戦を取材しました。
「筋ジストロフィー」を小学4年生の時に発症
今月13日、五ヶ瀬町鞍岡で行われたライブイベント。町の内外から4組のバンドなどが出演し、子どもから高齢者までおよそ120人が盛り上がりました。

イベントを企画したのは、地元出身で自身もバンドの一員として出演した、佐伯貴知さんです。


佐伯さんは、筋力低下が進行する難病「筋ジストロフィー」を小学4年生の時に発症。
進行速度は比較的穏やかで、大学卒業後は、高校教師になりました。
(佐伯貴知さん)
「病気や障害を持っている子どもっていうのは、僕たちの時には学校の中にはいなくて、すごく孤独な思いをすることが多かったんですね。相談できたり、頼れる大人がいるといいなと自分で思っていて、なので、そういう存在に自分がなれたらいいなと」

