『長崎ペンギンの会』始まりは22年前

長崎ペンギンの会 野添 恭士 代表理事
「ここが元ペンギンハウスです。ここは16年ぐらい使っていました」


長崎市上西山町の一軒家。
野添さんは22年前にボランティア団体『長崎ペンギンの会』を立ち上げ、夫婦で “難病の子と家族” を受け入れてきました。

きっかけは次女の亜美ちゃんを病気で亡くしたことでした。
長崎ペンギンの会 野添 恭士 代表理事:
「私の娘が小児がんで、長崎の大学病院に入院してたっていうこともありますし、五島から来て入院していたお子さんもいらっしゃいました。
近くに宿泊施設があれば、そこで家族が過ごすっていうことができるのかなと」

延べ数百組の家族を受け入れてきた野添さんには “宝物” があります。
利用者からの感謝の言葉が綴られたノートです。

長崎ペンギンの会 野添恭士代表理事:
「私も妻も仕事をお互いしてましたので、なかなか大変なこともありました。
でも、これを見るたびにまた頑張ろうっていう気になりました。
これがなかったら多分、16年も続けられなかったかなと思っています」