16日の高知県内は各地で気温が上がって、30℃を超える真夏日となった所もありました。初夏の陽気の中、高知県北川村のモネの庭では、バラが見ごろを迎えています。
北川村のモネの庭マルモッタン。春から夏のはじめにかけてが花盛りです。
(木岡真理奈アナウンサー)
「花の庭では、1か月前より植物の背丈が高くなっていて見ごたえがあります。そしてバラ、鮮やかにきれいに咲いています。いろんな種類があるんですね」

見ごろを迎えているバラと、他の草花との取り合わせが美しく、バラのトンネルから見える花いっぱいの景色は格別です。バラは水の庭でも。園内にはおよそ200種類500本のバラが植えられ、今週末が見ごろのピークで、5月いっぱい楽しめるということです。またこの時期楽しみに訪れる人が多いのが、やはりスイレン。様々な色のスイレンが60輪ほど花を咲かせています。

(東京から)
「来たメインの目的は“牧野富太郎”。その前にここを見に来た」
「お花が好きで生け花とかも好き。こっち(夫)は育てる方が好き」
(Q.目当ては?)
「やっぱりこれ(スイレン)です。周りもすごくきれいで感激してます」
(木岡アナウンサー)
「春にはチューリップが咲いていた丘には、現在ひなげしが一面に咲いています。真っ赤な花が目を引きます」
ひなげしが風にゆらゆらと揺れる様子は、まさに初夏の風景です。青々とした草木がまぶしいほどの日差しに照らされていました。

16日は各地で気温が上がり、最高気温は四万十市江川崎で31.3℃、本山でも30℃の真夏日に。16の観測地点のうち8か所で今年最高となりました。草木の緑と鮮やかな花々の競演が美しい初夏のモネの庭。ゆったりと楽しんでみてはいかがでしょうか。