課題を解決しながら持続可能へ…
ごま油と塩でさっと炒めたできたてほやほやの穂先と胴で作ったメンマをいただきました。

中川アナウンサー:「歯ごたえがある。この食感いいですね」
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「ごはんのおかずとしても良いですし、お酒飲まれる方は、おつまみにも人気があるかなと思います」
実際に穂先と胴を商品化したメンマ。名前は竹の総菜と書いて「つるぎ竹菜」です。味はしょうゆ昆布とゆず塩こうじの2種類。
ところで、あのかた~い「下部」はどうなったのでしょう?
中川アナ:「え…、なんか想像つかない形というか」
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「その硬い下部の方を小さなさいころのように切っていることで、食べやすい大きさにしたり、もう1品おかず欲しいなというときに付け足せるものに仕上げています」

この「ごちそう具」は、ねぎ味噌、アンチョビトマト、火鍋風の3種類を用意しました。
中川アナ:「ん?!軟らかい!ええ!これはさっきの硬さではないです。しっかり味も染みていますし、軟らかくてとっても食べやすい」
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「硬いものを軟らかくすると周りの具もさらに軟らかくなってしまうので、このあたりを調整しながら。(商品開発は)半年くらいはやってはやり直し、それを繰り返し」
茶木さんは竹菜を使ったアレンジレシピをホームページに掲載し家庭でメンマを楽みながら「竹害」を一緒に解決してほしいと呼びかけます。
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「取り損ねてしまったタケノコ。これをみんなが使うことによって、放置竹林になる予防ができる。みんなで食べて、みんなで持続可能な竹林整備をしていこうということです」
しかし、課題も残ります。
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「使い終わった後のゴミがあるんです。皮であったり、節であったり。今度はそれをどうその土地に戻していくのか。利用するのか。そこを解決するのが課題です」

富山県の上市産メンマは、今後、全国で販売されるということです。