大分県宇佐市に不時着した海上保安庁の小型機が畑から撤去され、北九州航空基地に向け運び出されました。
この事故は4月18日に訓練飛行していた海上保安学校の小型機が宇佐市松崎の麦畑に不時着したもので、搭乗していた2人が軽いけがをしました。現場の畑では15日から小型機の撤去作業が行われ、海上保安庁や作業を依頼された日本航空の整備担当者らが分解した胴体を畑から道路に引き上げました。

このあと機体はクレーンを使ってトレーラーに載せられ、午前11時半前、海上保安庁の北九州航空基地へと運ばれていきました。この事故については国土交通省が「航空事故」と認定し原因を調べています。