長野県のブランド品種「信州サーモン」の稚魚の出荷が安曇野市で始まりました。

県の水産試験場が開発した信州サーモンはニジマスとマスの一種=ブラウントラウトを交配した信州ブランドの品種です。

稚魚は安曇野市明科の県水産試験場で体長7センチほどに育てられ、初日の16日は2つの養殖業者に5万4000尾が出荷されます。

知名度アップに加えウクライナ侵攻の影響によるマス類の品薄などで需要が高まり、今年の稚魚の出荷量は2022年よりも3万尾ほど多い40万尾が見込まれています。

■県水産試験場・星河廣樹さん
「コロナ禍前の水準に回復しつつある」

稚魚は2年から3年かけて育てられ、県内外の飲食店や宿泊施設などで提供されます。