岩手県奥州市水沢の商業施設「メイプル」の運営会社が裁判所から破産開始決定を受けました。負債総額はおよそ2億9000万円です。

 破産開始決定を受けたのは、奥州市水沢の「水沢クロス開発」です。
 東京商工リサーチ北上支店によりますと、水沢クロス開発は2004年3月に設立され、前の運営会社が2005年7月に民事再生手続きの開始決定を受けたことから、奥州市水沢の中心市街地にある商業施設「メイプル」の運営を引き継いでいました。
 しかし中核となるテナントの撤退や光熱費の価格高騰を受け、今年3月31日で公共施設を除くテナントの営業を停止し、5月11日付けで盛岡地裁水沢支部から破産開始決定を受けました。負債総額はおよそ2億9000万円です。