新型コロナが感染症法上の5類に引き下げられて15日で1週間。マスクの着用をはじめ街の様子に変化はあったのでしょうか? 取材しました。
(渡辺キャスター)「通勤・通学時間帯のJR大分駅前です。新型コロナの5類移行から1週間が経ちましたが、多くの学生・サラリーマンがマスクをしたままです」
15日午前7時半ごろの大分市内中心部。今もマスクを着けている人が大半を占める一方で、外している人もわずかに見受けられました。
こちらはちょうど1週間前、新型コロナが感染症法上の5類に引き下げられた当日朝の映像です。マスクを外している人の割合にほとんど変化が見られませんでした。
街の人はこの1週間をどのように感じているのでしょうか?
(街頭で)「マスクを着ける時は仕事の時だけ、普段はなるべく外すようにしている、暑いので」「息はしやすいが、さすがに人が密集する場所では着ける」「恥ずかしい、でも学校では外す」「周りの人が着けていたら着けるし、着けていなかったらもう着けなくていいかなという感じ」「着けていた方が安全かなと、周りの人が半分くらい外したら外そうかな」
OBSが1600人あまりを対象に行ったLINEアンケートでも、「常に着用」もしくは「場面によって着用する」と答えた人が全体の9割を超える結果となりました。個人の判断とはいえマスクを外すことに対してはいまだに慎重な考えが根強いようです。
県は感染リスクの高い場面以外では、着脱を強いることのないよう呼びかけています。