大手電力の電気料金について、経済産業省が来月からの値上げを認可する方向で調整に入ったことが分かりました。冷房シーズンを控える中、街からは悲鳴の声があがっています。
「暖房がなくなったときに(電気代)7000円くらいだったのが、もうずっと1万円超えている状態」
「熱中症が心配だと、どうしても朝から晩までエアコンつけるわけじゃないですか。そしたらどうかなって」
街の人から悲鳴があがる電気料金の高騰。
大手電力7社は、電気料金のさらなる値上げを経産省に申請中で、認可待ち状態です。値上げが遅れると業績を直撃すると、認可を急ぐよう求めています。
東京電力ホールディングス 小早川智明社長
「1か月(値上げが)遅延した場合の収支の影響は、大体150億円~200億円(マイナス)と見込んでいる」
これに対し、値上げに反対してきた消費者庁は…
消費者庁の意見書
「電力会社全体の問題として、高コスト体質である」
きょう、意見書をまとめ、電力会社は高コスト体質だと改めて批判しつつも、審査体制の強化などの改革がなされることを前提に、値上げを容認する姿勢を示しました。
これを受け、関係者によりますと、経産省は電気料金について、来月からの値上げを認可する方向で調整に入ったということです。
あすにも物価問題の関係閣僚会議を開き、電気料金の算定の根拠となる査定方針を決定し、値上げ時期が「来月から」に事実上、決まる見通しです。
4割という大幅な値上げを申請しているのは沖縄電力です。沖縄では節電への関心が高まっているといいます。
「エアコンを使う時期が長いので、どうやってコスパを抑えようか。賃金は上がらないので、どう工夫して節約をしようか」
夏場の電気料金に占めるエアコンの割合は4割近く。家具店では、窓に貼ると室内の温度の上昇を抑えられるという、「遮熱フィルム」の問い合わせが増えているといいます。
政府からの負担軽減策は現状9月まで。10月からは支援幅が半分となり、11月からは未定です。
「これから暑くてエアコン使ったりすると、(息子と)2部屋で朝まで冷やすとどうなるか不安」
光熱費の高騰が家計を圧迫する日々が、当面続きそうです。
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