高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだとして大分市内の金融機関の職員ら6人に15日、警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは今年3月と4月に合わせて4件の特殊詐欺被害を未然に防いだ金融機関の職員やコンビニ店員など6人です。15日は大分中央警察署の脇一朗署長が6人にお礼を述べ、それぞれ感謝状を贈呈しました。
このうち、大分銀行春日出張所の亀谷友美さんと日高葉月さんは、不審なメールの指示で暗号資産を購入しようとした高齢男性に違和感を覚え声をかけて、警察に通報しました。
(大分銀行春日出張所・所長代理 亀谷友美さん)「手口も複雑化しているということですので今後も何かあれば躊躇なく声かけをしていきたいと思っています。
(大分銀行春日出張所・日高葉月さん)警察の方と連携しながら防いでいけたら良いなと思います」
県警によりますと今年4月末時点で県内では特殊詐欺被害が75件発生し、被害総額は1億7000万円あまりにのぼり、いずれも去年を上回っています。