春の全国交通安全運動に合わせて大分市で15日、警察がドライバーに横断歩道での運転マナーアップを呼びかけました。

この取り組みは春の全国交通安全運動の一環として、県警が県内17か所で実施したものです。

このうち、大分市のJR大分駅近くにある高架下では、信号機のない横断歩道で、警察官がドライバーに対して、歩行者優先や一時停止など、運転マナーの徹底を呼びかけました。

県警によりますと今年に入って4月末までに県内では横断歩行者妨害で371件を摘発したということです。

(大分中央警察署 交通第一課・二宮伸弘課長)「ドライバーの皆さんは歩行者の安全確認をしっかりとしていただいて、また、歩行者も歩行者としてのルールをしっかりと守って事故を起こさない遭わないということを心がけてください」

県警のまとめでは、今年、県内で起きた交通事故による死者は9人で、そのうち3人は道路を横断中の歩行者です。