白球を追いかけて50年!大分県の還暦野球の強豪・臼杵シルバーが4年ぶりに今度の土曜、20日から西日本大会に挑みます。

満60歳以上のメンバーで戦う還暦野球。大分県内40チームの中でも、臼杵シルバーは2019年に全国制覇を果たした強豪です。

(キャプテン・安東稔さん 66歳)「仲が良くて先輩後輩のくくりもあまりないような良いチームです。仲間と楽しく遊べるというのが一番良いかな」

60歳から最年長は79歳、かつて臼杵商業や津久見などで白球を追いかけた23人が円熟のプレーを見せます。

チームのリードオフマンは津久見で主力として活躍し、専修大学でもプレーした平川正行さん(64)です。

(平川正行さん)「私は今走ることが一番好きなんですよ。西日本大会でひとつでもふたつでも盗塁をしたいというのが私の今の希望です」

投手陣は盤石。全国優勝メンバーの2枚看板に新人の平川幸司さん(60)が加わりました。

(平川幸司さん)「高校のときの先輩や知っている人ばかりなので安心して投げてます。抑えて初戦を取って勢いに乗っていきたいと思う」

「全員野球で楽し」をモットーに徳島で開かれる西日本大会で頂点を狙います。

(監督兼選手・児玉清さん 74歳)「大会までこれからちょっと時間があるので、ぼーっとしとらんで、散歩してください。散歩しながら、足腰を鍛えてください」