山梨中央銀行は昨年度の決算を発表し、7期ぶりの増収増益となりました。
また6年ぶりに頭取が交代することも発表されました。

山梨中央銀行は15日に昨年度の決算を発表し、売り上げにあたる経常収益は552億2000万円で前の年と比べて141億7300万円、率にして34.5%増え、2期ぶりの増収となりました。
また純利益は45億3200万円で、2期連続の増益となりました。


決算が増収増益となるのは7期ぶりで、特に半導体関連産業の設備投資や物流業界の拠点拡充などで資金需要が高まり、貸出金の利息が増加したことや有価証券の運用益が増えたことなどを要因に挙げています。

なお、総預金額は3兆5561億円、貸出金の残高は2兆2964億円で、いずれも過去最高となりました。


一方、中銀は関光良頭取が会長に就任し、新たに古屋賀章専務が頭取に昇格することを発表しました。

頭取の交代は6年ぶりで、6月の株主総会と取締役会を経て正式に就任します。

なお、進藤中会長は相談役に就任する予定です。














