昨シーズンとの違いは“熱いコミュニケーション”

現地イタリアでも大きな話題となった快進撃。その裏には石川が実践した2つのポイントがある。1つ目は「コミュニケーション」だ。今シーズンは期間限定ながら日本人初のキャプテンを務めるなど、まさにチームの中心的存在になった。

狩野さん:
今シーズン、今までのシーズンと違うなって思う部分はありますか?

石川選手:
昨シーズンよりも喋ってコミュニケーションを取ってチームの中心にいるようにするとか、そういった意識をしたりはしてるので、昨シーズンよりも充実してるとは思います。

練習から積極的にチームメートとコミュニケーションを取り、時には熱い言葉で仲間に指示を出す石川。

「もっと前に出ないと」
「どうしたの?」
「僕がやるんじゃんなくて」
「もっと動こうよ」

チームメートに指示を出す石川

狩野さん:
チームをまとめる立場にどんどんなっている中で、難しさとか、心がけていることってあったりしますか。

石川選手:
準々決勝、準決勝まではチームを常に引っ張ってというか、集めて話したりとかはしました。やっぱりこちら(イタリア)の選手は、自由と言ったらおかしいですけど、自分の考えを持っていて、自己主張も激しいし、(日本代表と比べると)結構バラバラになりがち。なのでそこをまとめるっていうのは非常に体力を使う。今のチームには必要なので、そういうところを心がけながらやってました。

狩野さん:
チームを集めて声かけをするっていう時点で、私は本当にすごいなって思うんですけど、何か具体的にみんなにこう言った言葉とかってありますか。

石川選手:
雰囲気が悪くなると結構バラバラしがちなのでそういったときに集めて「もう本当に今を気にするな」とか「もう次切り替えてやるだけだ」とか、本当に簡単な言葉しかかけてないです。とにかく、止まって目を見ながら「大丈夫だ」って言うことと、安心して自信を持たせることがチームで必要なので、そういうところを心がけながらやってました。