ジャニーズ事務所の元所属タレントが、創業者のジャニー喜多川氏からの性被害を訴え、きのう、藤島ジュリー景子社長が発表した事務所側の見解について、ファンの有志らで作る団体は「事実を認めたうえで責任をもって被害者に謝罪してほしい」などとするコメントを発表しました。

藤島ジュリー景子社長
「何よりまず被害を訴えている方々に対して、深く深くお詫び申し上げます」

きのうジャニーズ事務所が発表した見解のなかで藤島ジュリー景子社長は謝罪しましたが、ジャニー喜多川氏による性被害があったのかについては事務所側として事実認定を避けました。

ジャニーズファン有志らの団体[今月11日]
「ジャニーズに憧れを持ち、純粋な気持ちで入所した子どもに手をかけるなんて、あり得ないと強く拒否感を覚えた」

一方、ファンの有志らで作る団体は、今月、検証などを求める1万6000人余りの署名をジャニーズ側に提出しています。

この団体は、ジャニーズ側の発表について「今後、具体的にどのような方法で被害者と向き合っていくのか続報を待ちたい」とコメントしました。そのうえで、「求めているのは、事実を認めたうえで責任をもって被害者に謝罪をすること」としています。