2014年に発生し、死者・行方不明者63人を出した御嶽山の噴火災害の写真展が、長野市で開かれています。

写真展は、御嶽山噴火の被害と教訓を後世に伝えようと、被災者の家族などで作られる「山びこの会」が長野市の県立美術館で開いています。

展示されているのは、遺族や被災者から集めた噴火直後の様子を収めた写真およそ100点。

遺品も20点余りが並び、へこんだマグカップや火山灰を被ったメガネが、噴火の威力を伝えています。

■被災者家族会の代表 シャーロック英子(ひでこ)さん
「こういう写真展を開くことによってあの日、御嶽山で何があったのか、どんな災害だったのか、改めて皆さんに知っていただきたい」

写真展は16日まで開かれています。