出場者全員が袴姿で臨む競技かるたの大会が長野市で開かれました。

この大会は、「若者が和服を着る機会を増やしたい」と呉服店の「たちばな」が主催し、小学5年生から高校3年生までの32人が出場しました。

学生の大会では、袴を着用する機会はほとんどないと言いますが、きょうは、たちばなが出場者全員に、袴などの貸し出しと着付けを無料で行いました。

(出場者)「普段とは違う格好なのでちょっと緊張する」

「モチベーションが上がる」

大会は、有段者と無段者に分かれてトーナメント形式で行われ、有段者では松本市の中学3年生・丸山千尋さんが優勝しました。

(たちばな 松本よね子専務)

「かるたそのものだけでなく着物との密接な関係も合わせて知ってほしい」

優勝者には、盾と浴衣一式が贈られます。