東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって、日韓両政府は協議で、韓国側の視察団を4日間の日程で現地に派遣することが決まりました。

ソウルで12日、日韓の外務省幹部らが協議し、4日間の日程で視察を実施することで合意しました。

韓国外務省の関係者によりますと、現地視察は23日から24日を含めた日程となる予定です。具体的な訪問先などについては追加で協議を行うことになりました。

視察団について韓国側は「検証に近い活動をする」と説明していますが、日本側は「処理水の安全性について評価や確認を行うものではない」という立場をとっています。