「SBCこども未来プロジェクト」、今回は全国大会出場を目指す中学生女子水球チームを紹介します。


全力で泳ぎながらボールを回し、ゴールを狙う!


「水中の格闘技」とも呼ばれる水球に打ち込むのは、長野県内唯一の女子水球チーム=「ポセイドン長野水球クラブ」。

長野市のアクアウイングで練習を重ねています。

中学生女子の試合は4分・2ピリオド。


足のつかないプールで行われるため、1試合で1500メートルを泳ぎ続ける運動量が求められます。

プールサイドでは思わず…


「つ…疲れました」

でも、そこは中学生。


「疲れるけど、大丈夫です!」


メンバーは全員、競泳にも打ち込む「二刀流」。

中学3年の町田このさんは去年(2022年)の夏、県大会の平泳ぎ2種目(100メートル・200メートル)で入賞した実力者です。


■町田このさん(中学3年)「水球はチーム競技なので、それが一番(競泳と)違うかなと思います」

(魅力は?)「チームみんなで協力して点を取ったときです」


■勝田凛さん(中学1年)「チームで一緒に話したりしているときが楽しい」


チームが目指すのは、7月の北信越大会出場。

チーム数が少ないため、その先の全国大会=ジュニアオリンピックカップ出場もほぼ確実ですが、試合ができる7人には、あと1人足りません。


■青木希瑛さん(中学2年)「JO(ジュニアオリンピックカップ)に出られるというのはあまり当たり前のことじゃないので、出られたらしっかり勝てるように頑張って、それに向けて練習したいです」

メンバーはチームが編成できることを楽しみに、日々練習に励んでいます。

「私たちと一緒に水球やろうよ!!」