先月、廃止された長野市の青木島遊園地に関して、代わりとなる遊び場の確保に向けた保護者説明会が開かれました。

長野市は13日、地区の保護者を対象にした説明会を開き、青木島小学校内にあるこどもプラザと遊園地に隣接する児童センターを統合したうえで、学校の施設を利用した新しい遊び場の確保を進める考えを示しました。

青木島遊園地をめぐっては、「子どもの声がうるさい」といった一部住民からの苦情がきっかけでそのあり方が議論となり、その後、借地の契約が更新されず、先月、閉鎖されました。

荻原市長「利用者サイドのご意見をいただけたのは、非常に良い機会だったと思っている」

保護者「コロナ禍で今の子たちがいちばん遊び場が減っていると思う。(コロナで)コミュニケーションを取れなかったという時間を取り戻せるようなプランを、いちばん考えてほしい」

市は今回出された意見も参考にするとしていますが、出席者からは、「これで『説明した』と幕引きをはかるようなら納得がいかない」という声も聞かれました。