里山歩きが気持ちの良い季節。古畑キャスターが長野市戸隠で春の植物探しをしてきました。


戸隠山をのぞむ戸隠森林植物園。

71ヘクタールの敷地があり、県の内外から多くの人が散策に訪れます。
園内を案内してくれたのは職員の加藤邦武さんです。

今年は開花が2週間ほど早く、すでにたくさんの花を見ることができるという園内。
歩き始めてすぐみつけたのが…!


(古畑キャスター)「ここにあるのはミズバショウですが、一緒に咲いている花は?」(加藤さん)「リュウキンカという花で、ミズバショウと一緒の場所に生えてきます」

戸隠に生育する植物が集まる「植物観察園」に向かいます。


(加藤さん)「シラネアオイですね。戸隠山の方へ登ると参道沿いでたくさん見られます。いまちょうど見頃ですね」

(加藤さん)「サンカヨウは花と葉っぱが同時に開くのと同時に立ち上がってくる植物」

(加藤さん)「晴れた日は白いが雨に濡れると透明になるという有名な花です」

こちらが雨の日に加藤さんが撮影したサンカヨウ。
透き通った花びらはまるでガラス細工のようです。

(加藤さん)「人気がありますね。透明な花を写真に撮る人が多く訪れます」

散策に訪れた人たちは慎ましく咲く花々を写真に収めたり、香りを嗅いでみたりと、思い思いに満喫していました。


(訪れた人は)「旬の花を楽しみに見にきて いつも癒されて帰ります。サンカヨウの芽吹きの頃が一番いいですね。咲きたてのフレッシュで初々しいところが好き」
「(標高の高い)山に行かなきゃ見られないような植物がここに集まっているから楽しい」
園内ではほかにも、細かな花が特徴的な「オオカメノキ」や、「アズマシャクナゲ」などが見ごろを迎えていて、今の時期、20種類以上の草花が楽しめるということです。














