富山県射水市大島地域で整備が進む新しい商業エリアについて、出店テナントの全容が明らかになりました。家電量販店に食品スーパー、市民からは街のにぎわいづくりに期待する声が多く聞かれました。

川縁大雅記者:「射水市民にお馴染みのショッピングタウン、“イータウン大島店”。その隣にあるこちらの大きな土地に、また新たにショッピングタウンが誕生します」

射水市大島地域に誕生する新たな商業エリア「アイタウン射水」。場所は、商業エリア・イータウン大島のすぐそばで、国道472号線沿いの西側のエリアです。敷地面積は、およそ13ヘクタールと東京ドーム3個分の広さ。イータウン大島のおよそ1.5倍の広さです。

12日は「アイタウン射水」の整備を担う不動産業者「アイエヌエル」や、出店テナントの関係者らが鍬入れなどの儀式を行って工事の安全を祈願しました。

「アイタウン射水」に出店するのは▽家電量販店の「ケーズデンキ」、▽家具・日用品の販売「ニトリ」、▽ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」、▽食品スーパー「大阪屋ショップ」です。

また、店舗以外にもビジネスホテル大手の「ルートインホテル」が射水市に初出店、2025年以降のオープンを予定しています。

このアイタウン射水の隣に位置するショッピングタウンの「イータウン大島」にはすでに▽家電量販店の「ヤマダ電機」、▽ホームセンター「DCM」▽食品スーパー「アルビス」などが軒を連ねていて、競争が激化する面もありますが市民らは街のにぎわい創出に期待を膨らませています。

市民:「ドン・キホーテも魅力的やしニトリも魅力的やし、ぜひ行ってみたいです」

市民:「富山に行かないとダメとか高岡に行かないとダメっていうわけじゃなくて、その中間地点にできることがすごい楽しみです。県外の方にもいっぱい来てほしいし、楽しい施設ができたらいいなと思います」

市民:「にぎやかになっていいな~。みんな競争してくれるから」

アイタウン射水に出店するテナントの建設工事は、12日始まり、11月中旬以降、順次開業する予定です。