5月7日から8日にかけて降った大雨の後、長野市などで千曲川の堤防の表面の土砂が崩れていたことが分かりました。

■大塚記者「表面の土砂が崩れ出たところがブルーシートで覆われています」
長野市長沼地区の千曲川の堤防。

2019年の台風19号災害で被災した後、表面をコンクリートブロックで覆い、その上に粘土と芝を張る工事が行われました。
その堤防で、8日の明け方にかけて降った大雨の後、粘土と芝が崩れ落ちたといいます。

■長沼地区の住民「こんなに大きく崩れたかなという驚きが最初ありました。これは困ったなと」
崩れた土砂は12日朝に取り除かれ、堤防にはブルーシートがかけられました。
■長沼地区の住民「洪水で土砂の流出の被害の怖さ、大変さを住民は経験していますので、あの程度の雨で崩落するようなことがないようにぜひお願いしたい」

千曲川河川事務所によりますと、長沼地区や小布施町の6つのエリアで土砂が大きく崩れましたが、堤防の機能としては問題ないということです。


河川事務所では、土砂が崩れた原因を調べていて、調査が終わり次第、復旧作業を行うとしています。














