福島大学は、3月12日に行われた一般選抜(後期日程)で、出題ミスが判明したと発表しました。
大学によりますと、ミスがあったのは、3月12日に行われた食農学類一般選抜(後期日程)の「数学」の設問で、問題文の条件設定に誤りがあったということです。5月2日に、入試の問題集を作っている出版社から指摘があり、出題者と入試担当の教員が確認した結果、出題ミスが判明しました。
福島大学では、問題を作成する際に、出題者と点検者がそれぞれ内容を確認することになっていますが、その確認が不十分だったとしています。
ミスがあった設問については、受験者28人全員を正解としたうえで、再度採点を行いましたが、合格者に変更はなかったということです。
福島大学の入試問題をめぐっては、去年も出題ミスがあったことを受けて、点検回数を増やすなど対策を講じていましたが、2月26日に行われた共生システム理工学類・食農学類一般選抜(前期日程)の「物理」の設問でも出題ミスがありました。
福島大学は「厳密な点検体制を構築し、再発防止に努める」としています。














