今月5日、石川県珠洲市で震度6強の地震を観測してから12日で1週間です。被災地では高齢者を中心とした健康面の継続的なケアが課題となる一方、店舗の営業再開の動きも進んでいます。

人口の半数以上が65歳以上の高齢者で占める珠洲市。

市内では連日、看護師や医療関係の職員らが1人で暮らす高齢者の自宅を訪問し、健康状態のチェックや困りごとなどを聞き取っています。
珠洲市正院町に住む高齢女性は、「気持ちがふわふわしているというか、車が通っただけでもこの家は揺れる。本当にどきっとして…」と不安を口にします。

珠洲市健康増進センターから訪問した 三上豊子所長は、「どこでおわりか…どこを目指せばいいか、日が経つにつれて分からなくなっている。まだ私たちも答えが出ていない。たくさんの方の手助けがあるから頑張れる」とコメントしました。

震度6強の地震から1週間が経ち、災害廃棄物などの処理が進む一方で、相次ぐ地震に悩まされる住民への継続的な心のケアが求められています。

今回の地震では石川県内で1人が死亡、36人がけがをしました。また、建物への被害は少なくとも684棟に及んでいて、住宅の全壊が15棟、半壊が13棟となっています。今月5日に震度6強を観測して以降、震度1以上の地震は12日午前10時までに96回発生していて、気象庁などは引き続き注意を呼びかけています。