白糸の滝から車で約5分。静岡県富士宮市に3月オープンした「らいすぼうる」。週末の午前中のみのオープンで、お米を中心とした朝食を楽しむことができます。中でも、いま地元で話題なのが…。
<客>
「すごくおいしいですよ。これなんですけど、本当においしいんですよ。お肉がたっぷり乗っていて一つで満足って感じ(笑)」
今回のしずおか産は、具材たっぷり!種類豊富なおにぎり。人気の訳は、そのお米に…。
<萩田真央ディレクター>
「おいしいです。おにぎりがふっくらしています。魚(虹ます)の塩気と、大葉がいいアクセントになっている。すごくお米が甘いですね」
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「私たちが地元・白糸で作っている『富士山白糸こしひかり』を使っています」
こちらの店は、地元の米農家「富士山白糸ファーム」が手掛けるおにぎり屋なんです。メニューは全て「富士山白糸こしひかり」を使用。富士山の冷たい雪解け水と白糸地区特有の寒暖差から、甘みが強いのが特徴です。
<客>
Q.どのくらいの頻度で来てる?
「週1くらい。おいしいので。やっぱりお米が元気」
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「うちは料理人ではないので、家庭の味を出せればいいなと思っていて、意外と日によって味が違ったりします(笑)」
おにぎりは期間限定の味も含め、約10種類。具材には地元農家が育てた野菜を多く使っています。
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「この周辺の田んぼで(米を)作っています。この辺はお年寄りが多くて、跡継ぎがいなかったり、そのままにしておくと耕作放棄地になってしまうような田んぼを私たち会社は借り上げてお米を作っています」
おにぎり屋「らいすぼうる」を立ち上げた渡邉亜子さん。父から農業の会社を引き継ぎ、後継者のいない田んぼなどを積極的に借り上げ、米の生産をしています。
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「このまま誰も田んぼを請け負う人がいなければ、きっと耕作放棄地は増えるだろうし、田んぼに映る富士山がすごくきれいなので、そういったものを残したいから」
しかし、渡邉さんにはある悩みがあるといいます。
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「農業ってそんなに儲からないと思って。私たちの代じゃなくて、その次の世代の子たちが農業をやりたいなって思ってもらえる仕組みづくりをしたい」
渡邉さんは自ら立ち上げたおにぎり屋を新たな農家のモデルの一つとして示していきたいといいます。
<富士山白糸ファーム 渡邉亜子社長>
「生産しているだけだと、なかなか直接消費者の方と出会う機会がないけど、このおにぎり屋をやって直接お客様の声を聞くことができて、おいしいって言ってもらえたり、何回も来ていただいたりして。自分たちが頑張ってお米を作っていて良かったなと思える瞬間がたくさんある。もっとおにぎりを多くの人に食べてもらって、世界中の人に日本のおにぎりを伝えていきたい」
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