いま高知市で交通事故で子どもを亡くした遺族の詩などを展示するパネル展が開かれています。11日、会場にエッセイを寄せた広島県の遺族が来場しました。
高知市役所で開かれているパネル展「交通死亡事故が起きない社会へ『ただいま』の声が聞きたくて」。交通事故で子どもを亡くした県内外の遺族4人が我が子への思いを詩やエッセイにして展示しています。11日は12年前、広島県で飲酒運転による事故で息子の伊織(いおり)さんを亡くした三浦由美子さんが会場を訪れ、自身と同じく事故で我が子を亡くした遺族の思いに触れました。
(三浦由美子さん)
「1回だけで終わらせるのではなく継続的に思い出してもらって、二度と同じような事故を起こさないために、みんなで守るべき1人1人の命を大切に、みんなでそんな社会を作らないといけないという意識を持ってもらいたい」
パネル展は高知市役所で今月19日まで、その後、来年にかけ県内5か所で開催される予定です。














