新型コロナの感染症法上の位置づけが5類へ引き下げとなったことで、生活にも様々な変化が出ています。小学校では修学旅行の時期。コロナ禍の行き先は地元周辺がほとんどでしたが、ついに広島旅行が解禁となりました。

11日、鳥取県米子市の和田小学校。朝早くからバスへと乗り込む児童の姿がありました。小学6年生の修学旅行です。

出発の前日、小学校を訪ねました。

児童たち
「見てー!おいしそう!」

児童たちは修学旅行のしおりを見て、行き先の調べ物をしていました。

木嶋雄大キャスター
「修学旅行を前にテンションが上がっている児童たち。そこには去年とは違う、ある変化が関係しているようなんです」

児童は
「原爆の資料館を見たり、みんなで遊園地行ったり宮島行ったりします」
「すごくわくわくしています。数年ぶりに広島に行けるっていうことで」

和田小学校 森田紀史 教諭
「今年から広島の方に修学旅行に行けることになりましたので。実際に資料館の展示物を見たりすることで平和学習への深まりはあるなと感じます」

新型コロナの影響で、修学旅行の行き先は地元周辺になっていましたが、和田小学校では定番の広島旅行が4年ぶりに復活しました。

感染者数が落ち着くと見込んで、コロナ禍前と同じように1泊2日で広島市や宮島を巡ります。

市によりますと、市内すべての小学校で修学旅行の宿泊先は県外となるなど、コロナ禍前へと戻っているということです。