川俣町の中心市街地付近に佇むこちらのご自宅。
一見、普通のご自宅に見えますが、中に入ってみると・・・
ん?この暖簾はもしかして!
--藤の湯 藤原さん「公衆浴場、銭湯でございます。」
そう、ここは、藤原さんが夫婦で営む、自宅 兼 銭湯の「藤の湯」。
自宅1階のフロアを銭湯として、お客さんに開放しています。
かつては、町内に6軒あった銭湯も、今ではここだけ。
そんな、川俣町唯一の銭湯が・・・こちら!昔ながらの良い雰囲気~
銭湯といえど、侮ることなかれ。
藤の湯のお風呂は、沸かし方にこんなこだわりが。
--藤原さん「解体現場から出る廃材を使ってお湯を沸かしている。ガスで沸かすよりも、湯が柔らかくなる気がする」
まさにSDGs!
地球に優しく、身体もぽかぽかになるなんて、最高じゃないですか~。
さらに、より気持ちをリラックスさせてくれるのが、壁に飾られた銭湯絵画。
--藤原さん「飯舘村出身の銭湯絵師が、震災後、飯舘村の子どもたちと描いた」
そう、実はこれ、日本に数人しかいない銭湯絵師の一人、中島(なかじま)盛夫(もりお)さんが、飯舘村の子どもたちと一緒に描いたもの。
女湯の壁には、銭湯お決まりの『富士山』、男湯の壁には、『飯舘村の風景』が描かれています。
時代に合わせつつも、日本の古き良き銭湯文化を残している『藤の湯』。
これ、かなりオススメです!
▼今回紹介したお店はこちら
【藤の湯】
[住所]福島県川俣町鶴沢字京田38-13 024-566-4922
[営業時間]15:00~21:30 [定休日]日曜日不定休
『ふくしまSHOW』(福島県域)水曜よる7時~
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