福島県は、9月から発令していた「ツキノワグマ出没警報」と「ツキノワグマ出没注意報」の期間を、それぞれ1か月延長すると発表しました。
県では、9月11日から12月15日までを期間として、中通り・会津地域に「ツキノワグマ出没警報」、浜通りに「ツキノワグマ出没注意報」をそれぞれ発令し、注意を呼びかけてきました。
県によりますと、通常クマは12月上旬ごろに冬眠に入ると言われていますが、今年は12月に入っても福島市の市街地に出没するなど、例年とは異なる動きを見せていて、エサ不足の影響による冬眠の遅れなどを、引き続き警戒する必要があるということです。
そのため、県では警報と注意報の期間をそれぞれ来年1月15日まで1か月延長し、引き続き注意喚起を図ることにしています。














