同じJ3で戦う長野パルセイロと松本山雅が13日、今シーズンのリーグ戦では最初の対戦を迎えます。

現在3位につけるパルセイロと、5位の山雅。

「信州ダービー」を前に、両チームの意気込みを取材しました。

7日の県サッカー選手権・決勝で、PK戦の末、実に15年ぶりに山雅を破ったパルセイロ。

勢いそのままに、リーグ戦でも勝利を誓います。

ここまでにリーグトップの18ゴールをあげ、決定力不足に悩まされた昨シーズンから一転、自信を深めています。

■シュタルフ悠紀監督
「得点のバリエーションが必要なリーグだと思うので、そこが今年はバランスよく取れているのかなと思います。セットプレーのゴールもそうだし、自分たちの組み立てからのゴールもそうだし」

ここまで4ゴールを決めパルセイロの攻撃を引っ張るのが、今シーズン加入した、進昂平(しんこうへい)選手。

スピードと高い決定力が武器のストライカーです。

■進昂平選手
「日頃からの練習が結果として出ていると思うので、優勝するために、もっともっと(得点を)増やしていきたい」

4年前には、J3のYS横浜でシーズン15ゴールを記録。

あの輝きを、再び…

信州ダービーでの活躍は、そのためのステップでもあります。

■進昂平選手
「サポーターの熱っていうのは特別に感じるものはあるので、そこでのゴールっていうのは狙っていきたいなと思います」

■シュタルフ悠紀監督
「ホームではありますけど真っ向からまた勝負を挑んでいく。90分でしっかり決着をつけて、勝って、またこの信州ダービーに新たなページを1枚追加したいなと思っています」