記者
「ご覧ください。5600人が乗船できる世界最大級のクルーズ船。その大きさに圧倒されます」

世界最大級のクルーズ船「MSCベリッシマ」

11日朝、金沢市の金沢港大浜ふ頭に入港したのは、スイスのMSCクルーズが所有するパナマ船籍のクルーズ船「MSCベリッシマ」です。全長315メートル、定員は5600人あまりで、総トン数17万1000トンは、これまで金沢港に寄港したクルーズ船の中では最大です。その姿を一目見ようと、早朝から多くの人が見物に訪れていました。

見物客
「前回、ダイヤモンドプリンセスも見に来たが、それよりも確かにデカいなというイメージ。いつか乗れる身分になってみたい」

乗客は金沢市内や周辺の観光地へ

福岡県のクルージング会社による今回の船旅に参加した約4000人の乗客は、着岸後、用意されたバスで金沢市内をはじめ岐阜県の白川郷などへ向かいました。MSCベリッシマは夕方に次の寄港地、韓国・プサンに向けて出港し、今月16日に最終目的地の横浜港に到着する予定です。