福島県大熊町と双葉町で「復興拠点」を除いた地域の住民を対象にした調査で、大熊町では24%、双葉町では23%が帰還を希望していることが分かりました。
調査は去年8月から今年3月にかけて内閣府と大熊町、双葉町が共同で行ったもので、およそ半数から回答がありました。この結果、大熊町では対象の597世帯のうち24%にあたる143世帯、双葉町では対象の411世帯のうち23%にあたる93世帯が帰還を希望していることが分かりました。
政府は2029年までに復興拠点外についても希望する住民全員を帰還させる方針を示していて、今後、希望者の住宅や周辺道路などを「特定帰還居住区域」に定めて、来年度にも除染を始める計画です。














