コロナ禍で打撃を受けた観光の復活へ。国内最大級のキャンペーンに向けて大分県内の各自治体が売り込みを開始しました。
JRグループが展開する国内最大級の観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」が来年の春、大分と福岡を舞台に開催されます。これに先駆けて別府市で10日、全国の旅行会社の関係者らおよそ400人を招いて商談会が行われ、各自治体の観光関係者がパンフレットやVRなどを活用して魅力をアピールしました。
(旅行会社の担当者)「佐伯の話を聞いたが船の進水式をやっていますということでツアーにしたら面白い」「日本でもトップクラスの温泉地だと思うのでそういう点では非常にお勧めしやすい」
2015年に大分単独で実施されたキャンペーンの際は130億円にのぼる経済波及効果がありました。県内では9年ぶりの開催に関係者の期待も高まります。
(観光関係者)「知名度は玖珠町はあまりない方ですが、機関庫を中心に押していこうと思う」「福岡からもお客さんをたくさん連れてきていただけるということですので大きなチャンスだと思う」
JR九州はデスティネーションキャンペーンに合わせて来年の春、久大本線の博多ー由布院・別府間で新たな観光列車の運行を開始すると発表。観光の復活へ弾みとなりそうです。