4月の山梨県議選で当選した県議たちにとって、初めてとなる県議会が開かれました。

今回の県議選は無投票の当選が6割を超えましたが、県議会議長を選ぶ選挙も立候補者が1人でした。

長崎知事:
知事と議員が政策本位で切磋琢磨することを通じ、県民に豊かさを届けて参る所存であります。

5月10日の臨時県議会では、新たな議長の選出が行われました。

議長選では立候補者が所信表明を行いますが、今回は最大会派「自由民主党・開の国」に所属する4期目の水岸富美男さん一人でした。

議長選での所信表明を定めた2017年以降、立候補者が一人だったのは初めてで、開票の結果、無効票2票を除く35票を獲得し、議長に選ばれました。

なお県議会議長は3期目の自民党県議が務めるのが、長年の慣例となっています。

4期目で議長未経験だった水岸さん以外に4人が該当し、過去には短期間で議長職を「たらい回し」したことに批判の声も上がっています。